ブックタイトルカテーテル関連尿路感染の予防のためのCDCガイドライン 2009|株式会社メディコン
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カテーテル関連尿路感染の予防のためのCDCガイドライン 2009|株式会社メディコン
C. 各種のカテーテル管理法D. 各種のシステム介入 ( 質改善プログラム)3. 閉塞した尿道カテーテルに関連した CAUTI を予防するためのベストプラクティスは何か ?上記の重要な疑問点を扱うエビデンスを勧告の策定に使用した。エビデンスと勧告との明白な関連については、ガイドライン本文のエビデンスレビューならびに補遺のエビデンス表および GRADE 表に記載している。なお、カテゴリーI はすべて強い勧告であり、等しく実行されてしかるべきであることを指摘しておきたい。レベルの A と B を区別するのは勧告の基礎となるエビデンスの「質」だけである。カテゴリー IC 勧告は、州または連邦規制により必要とされているものであり、また何らかのレベルの裏付けエビデンスを有することもある。本ガイドラインで採用している分類法は、「勧告の概要」の表 1 にまとめ、「方法」の章で説明を加えている。「勧告の概要」の章は以下の構成になっている。すなわち、1) 尿道カテーテル( あるいは、特定集団の場合は、留置カテーテルに代わるもの ) の対象者に関する勧告、2)カテーテル挿入に関する勧告、3)カテーテル維持に関する勧告、4)カテーテルの適切な留置・ケア・抜去を実現するための質改善プログラム、5) 必要とされる管理基盤、6)サーベイランス戦略、以上 6 つの項目から成る。「導入と監査」の章は、モジュール別にまとめられた勧告の優先順位付け ( すなわち、各医療施設にとって不可欠である優先度の高い勧告 ) を記載し、ガイドラインの導入について医療施設に対するガイダンスの充実を図っている。また、内部報告のために使用が見込める推奨実施法のリストも含んでいる。エビデンスレビュー時に確認された、追加研究が必要な分野は、「追加研究に関する勧告」の章で概説している。この章は、将来の研究で使用すべき個別の方法論的アプローチに関するガイダンスについても述べている。勧告の基礎となる一次エビデンスを検討したい場合は、ガイドライン本文のエビデンスレビューおよび補遺のエビデンス表と GRADE 表を参照されたい。エビデンスレビューは、エビデンス表と GRADE 表に掲載しているデータについて概説している。エビデンス表はガイドラインで使われている研究レベルの全データを含み、GRADE 表は各疑問点に関するエビデンスの総合的な質を評価している。また補遺には、最新情報が入手できるようになっても本ガイドラインが適時な情報源となるように、定期更新に使用する明確な検索方針を掲載している。日本語訳12< 日本語訳 > Ⅰ. 概要