ブックタイトルカテーテル関連尿路感染の予防のためのCDCガイドライン 2009|株式会社メディコン
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カテーテル関連尿路感染の予防のためのCDCガイドライン 2009|株式会社メディコン
Ⅲ. 導入と監査勧告の優先順位付け本章では、ガイドライン導入についての医療施設へのガイダンスを充実させるため、尿道カテーテルを必要とする患者を看護している全ての医療施設にとって不可欠と思われる勧告をモジュール別にまとめている。優先度の高い勧告は、CAUTI 予防において戦略がもたらすと想定される影響だけでなく、推奨度に基づく専門家のコンセンサスによって選ばれている。「勧告の概要」で述べた管理の機能と基盤は、最優先勧告を実現するために必要なことから、予防プログラムの成功には極めて重要である。更に、質改善プログラムは、これらの勧告の実現への積極的アプローチとして、またアウトカムとプロセスの評価項目の目標が内部報告に基づいて達成されていないときに導入しなければならない。尿道カテーテルの適正使用の優先勧告 (モジュール1)? 適切な適応 ( 表 2 を参照 ) に限り、カテーテルを挿入して必要な期間だけ留置する。⇒ IB? 尿失禁管理のために、患者とナーシングホーム居住者で尿道カテーテルを使用することを避ける。⇒ IB? 尿道留置カテーテルの適応となる手術患者であっても、継続使用について適切な適応がない限り、術後できるだけ早くカテーテルを抜去する (24 時間以内が望ましい )。⇒ IB日本語訳尿道カテーテルの無菌挿入の優先勧告 (モジュール2)? 無菌的なカテーテル挿入・維持の正しい手技を理解している適切な訓練を受けた者( 例 : 病院職員、家族、患者本人 ) のみがその役割を担うように徹底させる。⇒ IB? 急性期病院では、無菌操作と滅菌器材を使って尿道カテーテルを挿入する。⇒ IB適切な尿道カテーテル維持の優先勧告 (モジュール3)? 尿道カテーテルは無菌的に挿入し、閉鎖式導尿システムを維持する。⇒ IB? 停滞のない尿流を維持する。⇒ IB実践評価項目A. 内部報告プロセスとアウトカムの両方の評価項目について、管理、診療、看護の上層部および CAUTI 危険性を有する患者を担当する臨床医に報告することを検討する。⇒ II1. プロセス評価項目の例a) 教育プログラムの遵守状況 : 適切な訓練を受けている職員の割合を計算する。20< 日本語訳 > Ⅲ. 導入と監査