ブックタイトルカテーテル関連尿路感染の予防のためのCDCガイドライン 2009|株式会社メディコン
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カテーテル関連尿路感染の予防のためのCDCガイドライン 2009|株式会社メディコン
表 4. 勧告の策定 ?HICPAC 勧告 ?強 (I)?弱 (II)?勧告なし / 未解決問題 ?重要なアウトカムに関する ?有益性と有害性の比較検討 ?純有益性または純有害性を ?伴う介入 ?有益性と有害性の間で折り合いの ?ついている介入 ?有益性と有害性の間で折り合いが ?ついていない ?エビデンスの質 ?IA・高質 ~ 中質 ?IB・低質または超低質 ?( 受け入れられている慣行 )?IC・高質 ~ 超低質 ( 規制 )?高質 ~ 超低質 ?低質 ~ 超低質 ?カテゴリー I 勧告に関して、レベル A と B は、勧告の基礎を成すエビデンスの質を示している。我々の文献レビューに基づき、A はエビデンスが「高質」から「中質」であることを示し、B はエビデンスが「中質」から「低質」であるか、あるいは既定基準の場合 ( 例 : 無菌法、教育、訓練 )、「超低質」か「エビデンスなし」であることを示す。IB 勧告に関しては、「低質」から「超低質」か、介入の有益性を直接裏付ける入手可能なエビデンスがないものの、理論的な有益性は明白であり、理論的な危険性はごくわずかである。レベル C は、エビデンスの質に関係なく州または連邦規制により必要とされている慣行であることを示している。なお、カテゴリーIA 勧告の推奨度はカテゴリー IBまたは IC 勧告の推奨度に差はないことを指摘しておきたい。IA 勧告と IB または IC 勧告との差は、その基礎となるエビデンスの質だけである。一部の事例では、複数の勧告が 1 つのエビデンスの概説から得られたものもある。勧告に関する新しい HICPAC 分類法は表 1 にまとめており、以下に再掲する。表 1. 勧告の改訂 HICPAC 分類法 ?カテゴリー IA???カテゴリー IB??強い勧告。最終的な臨床上の有益性または有害性を示唆する高質 ~ 中質のエビデンスにより裏付けられている。?強い勧告。最終的な臨床上の有益性または有害性を示唆する低質のエビデンスにより裏付けられている。あるいは受容可能な行為 ( 例 : 無菌手技 ) で、低質 ~ 超低質のエビデンスにより裏付けられている。?カテゴリー IC? 強い勧告。州または連邦の規制で義務づけられている。??弱い勧告。臨床的な有益性と有害性との間で折り合いがついているエビデンスにより裏付カテゴリー II??けられている。?未解決問題。エビデンスが低質 ~ 超低質で、有益性と有害性の間で折り合いがついてい勧告なし / 未解決問題 ?ない。?< 日本語訳 > Ⅶ. 方法33