ブックタイトルカテーテル関連尿路感染の予防のためのCDCガイドライン 2009|株式会社メディコン
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カテーテル関連尿路感染の予防のためのCDCガイドライン 2009|株式会社メディコン
カテゴリーI 勧告は、以下の意味合いを持つ強い勧告と定義される。1. 患者にとって :大部分の人がその患者と同じ状況にあれば、推奨される行動方針が必要であり、そうでないのはごくわずかな割合だけである。介入が提供されない場合は協議を求める。2. 臨床医にとって :大部分の患者は推奨される行動方針を受けなければならない。3. 方針決定者にとって :勧告は方針として採用してもよい。カテゴリーII 勧告は、以下の意味合いを持つ弱い勧告と定義される。1. 患者にとって :大部分の人がその患者と同じ状況にあれば、推奨される行動方針が必要であるが、そうでない人も多い。2. 臨床医にとって :適切な選択肢は患者によって異なり、臨床医は各患者がその価値観や選好に合った管理決定に達するのを手助けしなければならない。3. 方針決定者にとって :方針の決定には、多くの関係者による相当な議論と参画を必要とする。日本語訳なお、カテゴリーII 勧告は各施設の裁量に任されるものであり、実施の強制を意図するものではない。各勧告の表現は、推奨度を反映させるため慎重に選んだ。ほとんどの場合、カテゴリーI 勧告 ( 強い勧告 ) を書くときは能動態を使用した。「do」( 行う、する ) や「do not」( 行わない、しない ) といたフレーズと、助動詞や条件を表す表現を伴わない動詞を使用して確実性を伝えるようにした。カテゴリー II 勧告 ( 弱い勧告 ) を書くときは受動態を多めに使用した。「consider」( 検討する ) などの単語や「is preferable」( 望ましい )、「issuggested」( 勧める )、「is not suggested」( 勧めない )、「is not recommended」( 推奨しない ) などのフレーズを使用して、カテゴリー II 勧告の確実性の低さを反映するようにした。各勧告は、単なる事実表明ではなく、実行可能なものであり、取るべき行動を提案しており、これを的確に記述している。「勧告なし / 未解決問題」のカテゴリーは、1) 特定介入に関するエビデンスベースの全体的な質が「低」または「超低」で、介入の有益性についてコンセンサスはなかった、または 2) 特定の介入の危険性と有益性を比較検討するのに重要であると見られるアウトカムについての公表エビデンスがない、以上のいずれかの状況に概して適用した。なお後者の場合、それらの重要アウトカムは関連エビデンスの概説の末尾に注記する。我々のエビデンスベースの勧告は、当初の系統的検索で確認されたガイドラインの勧34< 日本語訳 > Ⅶ. 方法