ブックタイトルカテーテル関連尿路感染の予防のためのCDCガイドライン 2009|株式会社メディコン
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カテーテル関連尿路感染の予防のためのCDCガイドライン 2009|株式会社メディコン
エビデンスレビュー表 1B. CAUTI の危険性因子は何か ?1B.1.1B.2.1B.3.1B.4.1B.5.尿道カテーテルは無菌的に挿入し、閉鎖式導尿システムを維持する。(カテゴリーIB) a適切な適応に限り、カテーテルを挿入して必要な期間だけ置いておく。(カテゴリーIB) bすべての患者、特にカテーテル留置による CAUTI または死亡の危険性が高い患者 ( 女性、高齢者、免疫機能障害患者など ) では尿道カテーテルの使用と使用期間を極力抑える。(カテゴリーIB)無菌的なカテーテル挿入・維持の正しい手技を理解している適切な訓練を受けた者 ( 例 : 病院職員、家族、患者本人 ) のみがその役割を担うように徹底させる。(カテゴリーIB)停滞のない尿流を維持する。(カテゴリーIB) c日本語訳a. 詳しいデータは Q2B に掲載。b. 詳しいデータは Q2C に掲載。c. 詳しいデータは Q2D に掲載。Q1C. 尿道カテーテルに関連した死亡の危険性が最も高いのはどのような集団か ?この疑問点に答えるために、複数の研究で考察された危険性因子に関するエビデンスの質をレビューした。この疑問点に関するエビデンスは観察研究 2 件から成る 7,74 。エビデンスレビューの所見と全重要アウトカムに関するグレードはエビデンスレビュー表 1Cで示している。低質エビデンスが、高齢、重症度の高い疾患、および外科に比べて内科の入院が尿道留置カテーテル患者の死亡に関する独立危険性因子であることを示唆した。両方の研究で、これらの危険性因子が評価され、死亡危険性が 70 歳を超える患者で最も高いことが判明した。また低質エビデンスも CAUTI がカテーテル患者での死亡の危険性因子であることを示唆した。エビデンスレビュー表 1C.カテーテルによる死亡危険性の最も高い集団はどのような集団か ?1C.1.すべての患者、特にカテーテル留置による CAUTI または死亡の危険性が高い患者 ( 高齢者、重症疾患患者など ) では尿道カテーテルの使用と使用期間を極力抑える。(カテゴリーIB)38< 日本語訳 > Ⅷ.エビデンスレビュー