ブックタイトルカテーテル関連尿路感染の予防のためのCDCガイドライン 2009|株式会社メディコン
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カテーテル関連尿路感染の予防のためのCDCガイドライン 2009|株式会社メディコン
2D.3.2D.4.2D.5.2D.7.a. カテーテル留置と術後のカテーテル抜去のための手技別ガイドラインb. 間欠導尿法の看護師指導下の使用や膀胱超音波スキャナの使用など術後尿閉の管理のためのプロトコール無症候性細菌尿について、カテーテル留置患者への日常的なスクリーニングは推奨しない。(カテゴリーII)カテーテル器具を操作したり、カテーテルを挿入する直前 / 直後に手指衛生を行う。(カテゴリーIB)導尿システムに保菌している病原体の伝播を予防するために、尿道カテーテルが挿入されている患者を空間的に分離することの有益性については、追加研究が必要である。( 勧告なし / 未解決問題 )CAUTI のサーベイランスを実施するとき、部門別 CAUTI 率の定期フィードバック( 例 : 年 4 回 ) を看護職員その他の該当する臨床ケアスタッフに提供することを検討する。(カテゴリーII)日本語訳Q3. 閉塞した尿道カテーテルに関連した UTI 予防のためのベストプラクティスは何か ?入手できたデータは、以下の点について調査していた。1. 痂皮形成または閉塞の予防 / 減少の方法2. 閉塞を防ぐカテーテルの材料この疑問点に関して、有効な関連アウトカムには閉塞 / 痂皮形成が含まれた。CAUTIのアウトカムについてのデータは見つからなかった。この疑問点に関するエビデンスは、系統的レビュー1 件 277 、RCT2 件 278,279 、観察研究 2 件 280,281 から成る。エビデンスレビューの所見と全重要アウトカムに関するグレードはエビデンスレビュー表 3 で示している。Q3.1. 痂皮形成または閉塞の予防 / 減少の方法低質エビデンスが、長期カテーテル留置患者でカテーテル痂皮形成と閉塞の予防または減少において、アシドーシス溶液または経口アセトヒドロキサム酸の有益性を示唆した 277,278,280,281 。通常の生理食塩液での定期的なカテーテル洗浄では差異は見られなかった。Q3.2. 閉塞を防ぐカテーテル材料低質エビデンスが、閉塞傾向がある長期カテーテル留置患者のカテーテル痂皮形成の予防または減少において、ラテックスまたはテフロン被覆カテーテルと比較してのシリコンの有益性を示唆した。「非閉塞材」と考えられる様々な材料では差異は見られなかった。52< 日本語訳 > Ⅷ.エビデンスレビュー